願いが叶うツボ

首からくる左腕の痺れに悩まされ続け早15年
あの場所へ行けば治るのが当たり前だった
いつもなら・・・。

昨年8月頃から異常な腕の重みと嫌な痺れが治らず、営業に差し支える程に
いつもの所へ行くが改善されず悪化の一途をたどるのだ

そこで、生まれて初めて針治療を受けることにしたというわけだ
美容師という職業の良いところは、情報源をお客様から得られることだ。

場所は青山
決まりだな
あとは予約が取れるのか?

・・・あっさり取れた。

初回は、11月の雨の日
カウンセリングしながら治療を受け2週間で完治
いや、針治療疑ってたけど本当に効くんだなと実感した次第である

それから3ヶ月ほど経った2月上旬
再発してしまった
しかし今回は、「あそこに行けば」という安心感がある

2回目の受診で不思議なことを聞かれたのだ

「何か叶えたいことありますか?」

正直えっ? え?ってなりますよね
それで、「いや別にないですね」と答えると、
いやね、「仕事がうまくいきますようにとか繁盛しますようにとかあるでしょ」
と、
そこで、合わせたかのように「繁盛しますように」と答えてみた。

「ここのね、このツボを押しながら願いを唱えると叶うんだよ、やってごらん」

しかし、この手の話には全く興味がないので社交辞令で「やってみますね」と、そう答え治療を終えたのでした。

数日後、気がつけばそのツボを押し目を閉じる俺
そんなバカな

叶えばいいんですが・・・

音的な怪しさがビミューなので言っておきますが、ツボといっても壺ではありませんからね。

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