アンドレアス・グルスキー展

こんばんは。

4連休もあっという間に終わっちゃいます。

国立新美術館で開催中の
ANDREAS GURSKY
アンドレアス・グルスキー展
に行ってきました。

2011年11月、430万ドル(3億3300万円)で落札され
地球上に存在する写真の中で最も高額の値段が付けられたという
史上最高額の写真家である。

スティッチング技法(複数に切り分けた写真をつなぎ合わせて1枚画にする技法)
という特殊な方法をとることで不思議な写真に仕上がっている。

写真にちょっとでも興味のある人なら
彼の作品が写真として違和感あると感じるでしょう。

写真というのは、ピントが合った部分からぼけていきます。
手前にピントを持ってくると後ろに行くにつれ、
はっきりとした描写をしないのだが
これは永遠にピントが合い続けているのだ。

広範囲を描写するなら広角レンズ。
がしかし、広角レンズなら歪曲
望遠レンズならとてつもなく、さがらなければならない。
そのうえパースも気になる。

どちらも現実的ではないのでスティッチング技法なのだ。

この作品群には歪みが一切無く被写体と平行。

直線が直線として表現され、
どのエリアも高解像である。

昔、
ビューティーフォトでこれと同じような技法のフォトグラファーを見たことがある。
おそらく何かしらの影響を受けてのことだったのでしょうね。

店主のコンデジも広角側でこのように歪曲するが、これが当たり前。

写真集を購入したのでNuff でご覧頂けますが、
この作品の良さを感じるには個展でご覧になることをおすすめします。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 現物を30cmの距離で見るに限りますよね…
    恐るべしドイツ人

  • >カール・ゴッチさん
    手法に脱帽です。
    アラームが鳴っても気にしません。

コメントする