“地肌を労っていこう夏”(11)
こんにちは
東京都渋谷区神宮前ワタリウム美術館の美容室Nuffの杭瀬です(^^)
⑮いつまで続くのこのシリーズ
シーズンⅠの最終局面。
最後はやはり “白髪問題”
年齢を重ねるごとに増える白髪。
最近はこの白髪のスタートも年々若年化が進んでいるという流れもありようですが。。
原因を知り適切なケアをすることで
白髪を予防しツヤのある美しい黒髪を維持していきたいですね!
さて改めて白髪の色って何色?
白髪の色は白ではなく、透明に近い色であることをご存知でしたか?そのため、光に反射してキラキラと悪目立ちするのです。
髪を黒色に見せているのは、小さな粒のメラニンですがそのメラニンの粒を毛根で生み出せなくなると、白髪になるのです。
このメラニンはメラノサイトのなかで
アミノ酸のひとつであるチロシンというものを原料としてメラニン生成酵素のチロシナーゼと合わさり活性化されることでメラニンへ変化していきます。
メラニン生成時にチロシナーゼを活性化する役割の司令塔 “MIFT遺伝子”というものが存在し、年齢を重ねるとともにこの発現量が低下していきます。
白髪改善のために
①このMIFT遺伝子を増やす
②メラノサイトの正常な形を維持する
MIFT遺伝子を増やしてメラニンを作ったら髪をつくる毛母細胞にメラニンを受け渡す重大任務が待っています。
このとき重要なのはメラノサイトの形で良い感じに樹状突起のある形が正常で、この突起に反応し合うのでしょうか。
詳しいことはミクロの世界、定かではありませんが一旦メラノサイトで作られたメラニンを毛母細胞へ受け渡し、”黒色”に見せるために「樹状突起」が要になっているようです。
なので白髪改善のために②の
メラノサイトの正常な形を維持する。
“樹状突起のある形を維持する”ケア。も
大切な要素のひとつです。
ここ数年で白髪ケアに関しての関心が
高まっているのもありますが
研究の成果や技術の進歩もあり
その効果もケアした分だけ実感として
感じやすくなっているのではないかと
感じています。
白髪が増えたのか減ったのか
減らすことができるのか。
白黒ハッキリさせたい問題では
ありますが、正直日々エイジングが進むのもあり全くゼロにするというのは現実的ではないかもしれませんが現状維持や少しでも減らしていくケアを積み重ねていくことで日々の心の持ちようも変わってくるのではないかと思います
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