渋谷。
セルリアンタワーの地下にあります能楽堂で
お正月公演、「能」を観てきました。
開演まで時間があったのでロビーラウンジで中国茶を飲みながら今年の抱負やお勉強をして優雅なひと時も。
そしていざ、恐らく3度目のお能観劇です
お正月特別公演ということもあり
1時間ほどの演目で「素囃子と三番叟」でした
素囃子はただひたすらにお囃子と対峙する時間。
踊り手さんはいない音と声との対話。
お太鼓や笛の音とよぉ、ほっほなどの音をひたすらにリピート、リピート。
我慢比べのようにも思えるその時間。
今回素囃子は2度目のチャレンジでしたが最後まで見届けることができました
三番叟は「能にして能に非ず」と言われる神事・祈祷曲「 式三番(翁)」で翁の祝言の舞に続けて狂言方が舞う舞。
魂振鎮魂をして五穀豊穣を祈り、感謝を捧げるもの。だそうです。
狂言方が演じるが通常の狂言とは異なった特殊なもので、あくまで神事のため、演者は精進潔斎をして望むのが習わし。との解説のメモを頂きました。
この翁の祝言の舞に続けて翁から鈴を預かり狂言方が鈴と屏風を持って舞うのですがこれまたただひたすらに舞と向き合います。
何でしょう、曲のサビがずーっとリピート。のような感覚でしょうか。
でも凄く神聖なものをみているような本当に神社などへいってご祈祷してもらっているような有り難い、不思議な感覚でした
見終わったあと、何だかとても気持ちがスッキリしました
伝統芸能、きっともっとずーっと奥が深いことでしょう
多分入口にも立てていない感じがします
土日の公演がほとんどなのでなかなか見にいけませんがまたチャンスをみつけてお能、観に行きたいです。
ありがとうございました!