こんばんは。
今回は「大人のやせ髪」について
先日、その対策のセミナーにも行ってきました。
日本では高齢化が進んでいますが、、、
2020年には女性の2人に1人が50歳以上
2024年には3人に1人が60歳以上
2025年には東京の人口減少が始まる
2033年には全国の3分の1が空き家など様々な変化が起こるといわれています
2020年には女性の2人に1人が50歳以上、2024年には3人に1人が60歳以上など美容室でもお客様の年齢層が必然的に上がっていきます
髪の太さと年齢の関係をみていきますと男性は20歳前後、女性は35歳前後にピークを迎え、そこから徐々に髪質の変化を感じやすくなります
これらの年齢によって変化した髪質を「大人のやせ髪」またはエイジング毛と呼んでいます
髪質の変化の原因は食生活の変化、生活習慣の乱れ、ストレスやエイジングなどいくつかありますがもともと太かったのに細くなってしまった、ボリュームが出づらくなった、うねりが出てきた、髪がパサつきやすい、抜け毛が増えた、髪が薄くなったなどのお悩みをお客様から多く耳にします
ではこれらの髪質はどのような状態なのか、、、
専門用語を使うと難しくなってしまうのでイメージで説明しますと
1、髪の骨組みが弱くなってしまった状態、または骨組みの数が減ってしまった状態
2、髪の中のタンパク質が減少し髪の空洞化がすすみ髪の密度が低下した状態
3、髪のタンパク質や油分が減少し髪の水分量を保てなくなってしまった状態
などです
3、の髪の水分量について少し触れたいと思います
健康な髪の毛のなかには本来11~14%位の水分を含んでいます。このような髪質の場合、髪が濡れている時も乾いている時も、湿気が多い日も乾燥している日もほとんど髪のコンディションが変わりづらく髪のダメージも受けにくい状態です。この状態から髪の水分量が6%以下になりますと水分量を保てない状態になり、薬剤や熱などのダメージも受けやすい状態になります。そして枝毛、切れ毛や静電気が起きやすくなります
今まではカラーやパーマなどをして初めて髪がダメージを受けるという状態だったものが、髪質の変化が始まると何もしていなくてもダメージを感じやすくなります。また以前はカラーしてもツヤツヤだった髪が最近はパサつきやすくなった、傷みやすくなったなども髪のエイジングが原因として考えられます。最近はカーラーやヘアアイロンなどのスタイリングアイテムを使って日常的に髪に熱を与えている方も多くいらっしゃるので、さらに髪のダメージを起こしやすい状況をつくっています
といったことをふまえてセミナーでは減ってしまった髪の骨組みを強化したりたんぱく質や油分を髪に定着しやすい状況をつくるケアなどのレクチャーなどがありました。もともとヘアケア剤のメーカーさんですのでなるほど!という対策法もあり勉強になりました。
ではNuffではどうなってるの!?対策してるの??というところですが、、、
やっています^^
7年前のオープン当初からNuffでは大人のやせ髪対策(エイジング毛対策)に力をいれて、日々検証、導入を繰り返しています。
なかなかこれだ!というものに出会えるまでには時間がかかり、またこれだけやっても足りないという、先が長い戦いを続けています。
<最近のNuffのエイジング毛対策>としておススメしているのは、、、
1、ヘアカラーやパーマをしながら同時に髪の水分量を高められる施術
従来のカラー後のシャンプー時に行うものとは異なり、髪本来の水分量を抜けづらい状態に、徐々に底上げしていく施術です
繰り返していくと髪のツヤ、まとまりや髪のうねりの改善に一役買っています
2、白髪、薄毛、エイジング毛に対する予防としての頭皮の集中ケア
ホームケアに加えてサロンでの頭皮の集中ケアができます
3、頭皮や髪に極力刺激を与えない界面活性剤を使ったシャンプーのホームケア
お湯で流した時と同じくらいの刺激で洗えるシャンプー剤です。Nuffのロングランヒット商品です。頭皮の乾燥を防ぐことは髪の乾燥を防ぐことにも繋がります
4、毎日朝晩2回たっぷり使うスキャルプローションのホームケア
やっぱり毎日のケアできれいな髪の土台作りが大切です。半年後、1年後結果が出てきます。季節の変化にも強い髪に、抜け毛対策にも。
5、髪や肌を乾燥させづらい低温ドライヤーのすすめ
毎日使うドライヤーで髪や頭皮を労わることができたら最高です、継続は力なり。ドライヤーお灸もできます
などでしょうか、、、。これ以外にも現在検証中の案件がいくつかあります。
何か一つやっても足りない、やっぱりヘアケアは総合力ではないかと思います。
毎日のホームケアで髪や頭皮の土台作りをしていただき美容室ではさらに状態を高めていける施術やケアをしていただいて長い目で見てきれいなヘアスタイルを楽しんでいただけるようにNuffの挑戦はまだまだ続いています☆
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