ヘアカラーのカブレを防ぐには

「次回につづく」って書いてあったのに
アイロンの記事でずっこけた方もいたのでは?
丁度メーカーよりアナウンスがあったもので、
これはと思い
途中挟んじゃいました。

では本題に
ヘアカラーリングの危険性
頭皮のカブレで1番多いのは、
白髪染めの場合が殆どでしょう。
ディーラーさんの話だと
カラーリングの半分以上が
髪染めなんだとか…

ヘアカラーのカブレを防ぐに
お客様にも手伝ってもらいたい事

直前のシャンプーを避け、
できれば当日洗わずに来店してほしい…
頭皮の皮脂で皮膜を作る事で頭皮を保護できるハズ

頭皮が滲みやすい方は普段から頭皮に優しいシャンプー剤を使用し
頭皮が傷つかないよう優しくもみ洗いを心がけましょう。
表皮が薄くなると免疫力が落ちアレルギーになる可能性もあります。
シャンプー剤に含まれる界面活性剤について詳しく知りたい方は
ここから

美容室でやれること

これはデザインによる事が多いので絶対ではないのですが、
頭皮の事を考えると基本的にはゼロタッチ塗布
これはつまり、頭皮ギリギリからカラー剤を塗布する技法を指します。

ただ白髪染めともなると
結構めんどくさいのでやってるところはあまりありません。
頭皮に付けなければカブレることは無いわけですから
安心この上ないのであります。

とはいえ、
白髪染めで1番気になるのはフェイスラインの生え際
ここが染まらないと染めてる意味が無い
そういっても過言ではありません。

どうしてもフェイスラインが気になるなら

プロテクトクリームで保護して皮膜を作り
塗布するほかありません。
頭皮に付ける範囲を最小限に抑えることが重要ですが
実は、カラー剤にある物を添加すると滲みにくくなります。

また
白髪を活かすハイライトや部分的にカラーリングをして立体感をつけるという方法もあります。

そしてこれもまた重要かと思うのが
ハケです。
新規のお客様に聞いた話なのですが、
以前行ってた美容室は、塗布する時にハケが痛くて
「いいかげん新しいのを買ってちょうだい」
そう思っては、耐えていたそうです。

なるほど貴重なご意見ありがとうございます。
ハケのチョイスも重要なんですね。
塗布しておきながら頭皮を傷つける。
いけませんね。

細歯ブラシが流行っていますが、
アレって歯周ポケットの奥まで届いてかき出す
実際に使うと奥まで届いている感じがしますよね。

もしもハケが極細だったとしたら
毛穴に届くので、これまた危険?
そんな気がしなくもないです。
ハケは寝かせて使いましょう。

カブレについて書いていますが、そう言えばと思い出しました。
カブレって実は、
塗布している間に“滲みる”とか“痒くなる”で起きるというより
後から症状がでると聞いた事があります。
例えば染めた翌日寝て起きたら腫れてたとか…
勿論、
滲みる”とか“痒くなる”がきっかけと考えても良いのですが

もしかしたら後処理が不十分ってことも考えられます。

  • 乳化やシャンプーが不十分でカラー剤が頭皮に残ったままになっている。
  • ジアミンの反応不足
  • アルカリ剤の残留
  • 過酸化水素の残留
  • 諸々薬剤活動中な状態で放置

などです。

地肌につけないでカラーリングすることや
伸びた部分だけに塗布する。
またはホイルワークで立体感をだす。
残留物質の除去
これらはカラーリング剤の種類以上に
セルフカラーでは絶対にできない技術なのです。

美容室で行うカラーリングでのカブレ
これはあまりにも雑な施術をされた結果かもしれません。

年末年始の営業のお知らせ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする